デミロマンティックがつらい・生きづらいと感じたら
- 「好きになれない自分がダメな人間に思える…」
- 「普通からズレている気がする…」
- 「このまま一生ひとりかもしれない…」
デミロマンティックを自覚している人や、もしかしたらそうかもしれないと思っている人の中には、こんな気持ちを抱えている人がたくさんいます。
まわりと同じように恋愛ができないと「自分だけがおかしいのではないか」と、一人で思いつめてしまいますよね。
この記事ではデミロマンティックの人がつらくなる理由と、そのつらさとの向き合い方を解説しました。
デミロマンティックがつらいと感じる理由

「デミロマンティックでつらい…」と感じるのは、自分の感覚がどうなっているのか自分でもわからないからです。
デミロマンティックの人は、ふつうなら恋愛感情が生まれる場面で急に気持ちが冷めたりすることがあります。例えば以下のような場面です。
- 下の名前で呼ばれたり「かわいい」「もっと会いたい」と言われる
- 友達に「ずっと好きだった」と言われる
- 一緒にデートをした帰り道に手を繋がれる
相手が悪いわけでも、相手を嫌いになったわけでもありません。それなのになぜか気持ちが冷めてしまいます。
気持ちが冷める理由として「まだ相手のことを理解していない」「好意を向けられた瞬間体の関係を想像してしまう」などが考えられますが、実際のところはどうなのかは本人もわからないことが多いです。
気持ちが冷める理由が自分でも分からないから、「自分はおかしいのでは」と苦しくなるのです。
デミロマンティックのつらさとの向き合い方

このようなデミロマンティック特有の「正体のわからない感情」とどう向き合えば良いのでしょうか。
デミロマンティックのつらさと向き合うときに考えるべきことは以下の3つです。
自分を責めなくていい
うまく相手を好きになれない自分や、好意を向けられて冷めてしまう自分を、責める必要はありません。
それはあなたの個性であり、努力や気合いで直せるものではありません。
そもそも、世間一般的な「ふつうの恋愛」が全ての人にピッタリ当てはまるなんてことはないんです。
食べ物の好みや趣味が人によって違うのと同じです。
「みんなが好きなものを、自分も好きにならなきゃ」と無理をすると、かえって苦しくなります。
恋愛か友情かはっきりしないままでも別に良いのです。
まずは「自分はこういう感じ方をするんだな」と、そのまま受け止めてみてください。
同じように感じている人はたくさんいる
自分だけがおかしいと思っていても、同じように感じている人はたくさんいます。
「デミロマンティックという言葉を知って少し救われた」と感じる人もいます。自分の感じ方に名前があると知るだけで、一人ではないと思えるようになるのです。
デミロマンティックの人は「関係が深まらないと恋愛に発展しない」という特性があります。
考えてみると別に悪いことではありませんよね。むしろ慎重に相手を選んでいると思えば特に問題はありません。
一人で抱え込まない
デミロマンティックのつらさを一人で抱えていると、どんどん自分を責める方向に考えてしまいます。
信頼できる友達や家族に悩みを話してみると、気持ちが整理されて楽になることがあります。人に話すことで、自分でも分からなかった気持ちの正体が見えてくるのです。
ただ、友人に相談しても「まだ運命の相手に出会っていないだけ!」などの無責任なアドバイスを受けることも多いです。
こういった事態を避けるために、カウンセラーのような専門家に話すのも1つの方法です。
それでも恋愛や結婚をしたい人はどうする?

ここまで読んで「いつかは誰かと恋愛をして一緒に生きていきたい」と思った人もいるはずです。
そんな人に知ってほしいのが「友情結婚」という選択肢です。
友情結婚とは、恋愛関係にない者同士がお互いの考え方・相性・条件などの一致により、性愛はなくても、友情や愛情など様々な気持ちのつながりでwin-winな婚姻を結ぶことを言います。
ふつうの恋愛は好きになってから付き合い、そのあと結婚という流れですよね。
友情結婚はその逆で、先に信頼で結ばれて結婚してからゆっくり関係を深めていきます。
つまり「結婚してから恋愛する」ということです。友情結婚は、信頼関係ができてから心が動くデミロマンティックの人ととても相性がいいのです。
- 恋愛感情が先になくても良い
- 体の関係がなくても良い
- 相手もあなたの気持ちを理解した上で付き合ってくれる
「好きにならなきゃ」「相手と同じ気持ちを返さなきゃ」というプレッシャーがないので、デミロマンティックの人にとっては、無理をせずに関係を築きやすくなります。
友情結婚を専門に扱う結婚相談所もあるので、恋愛や結婚をあきらめかけていた人は、こうした選択肢があることも覚えておいてください。
